私が新卒で日本語教師になるまで

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自己紹介

はじめまして。あおいと申します。
4年制大学を卒業し、日本語教師(常勤)として国内の日本語学校に勤めています。

今回は、私が新卒で【日本語教師】にどうやってなったのか、その経緯をお話したいと思います!

この記事をご覧になっている方の多くは、日本語教師になるという夢を持って就活中の大学生の方、もしくはこれから日本語教師になろうかなと考えている方ではないでしょうか。
そんな方へ向けて、私が経験したことをお伝えできたらいいなと思います。

そう思ったのも、私が就活中に『新卒で日本語教師になりました!』という話を聞いたことがなかったからです。
主婦の方や、1度社会に出て企業に勤め、その後、日本語教師になった方のお話は探すと出てくるんですが、新卒の話は全くと言っていいほど目にしませんでした。周りに相談すると言ってもこの業界自体があまり知られておらず、大学の日本語教員課程で教えてくださっていた先生に聞くしかありませんでした。

そこで、私の経験談をこのブログに残し、今後、新卒で日本語教師を目指す方たちの参考にしてもらえたらと思っています。

日本語教師になろうと決めた理由

私は、大学の副専攻の課程を経て日本語教師の資格を取得しました。

元々日本語教師になろうと思っていたわけではなく(大学の先生にオススメしない!と言われていました笑)、何か他の仕事をしてから日本語教師になろうと思っていました。
そんな私が就活中、いろいろな企業の話を聞き、求人を見たりしていて思ったことがあります。それは、

どの企業もいまいち ピンと来ない…。

ということでした。
元々海外が好き、外国の方と交流することが好きだった私は航空会社、旅行会社などの説明会へ行っていました。ですが、どの会社も『お客様として外国の方と一時的に接するだけであって、その国の文化や風習に触れるのは長期間ではない』ということに私は気がつきました。

もっと深く外国の人たちと関わりたい!
そう思った私は、いずれやってみたいなと思っていた【日本語教師】という仕事に目を向けます。

日本へ来る学生たちにとって、1番身近な日本人、それが日本語教師です。学生たちから国の話を聞いたり、色んな相談をされたり、反対に日本の文化を教えたり、時には厳しく指導したり…そんな仕事って何だか楽しそうだな👏と思いました。

そして、今やりたいと思っていることをやってみよう!そう思いました。

よし、日本語教師になろう。

就職活動

そう決めた私の行動は早かったです。
まず、日本語学校そのものを見たことがなかったので、見学しに行きたい!と思いました。
就職センターへ行き、大学に唯一来ていたA校の求人を見つけ、センターの人伝いで学校見学させてもらえることになりました。

それから、一校だけじゃ何も判断できないと思い、日本語教員課程の先生の知り合いがいるB校へ行きました。
その学校では、実際に授業に入らせてもらい、私に対して学生が質問するという時間を与えてもらいました。そこで、外国の方と交流するのはやっぱり楽しい!と実感したことを覚えています。

以上が3年生の2月頃のことです。

その後、技能実習生の受け入れをしている協同組合で日本語の研修があることを知り、そこで日本語教師として働くことも考え、組合へ履歴書を送ったり、実際に訪問したりしました。ですが、そこで行われる授業で教壇に立つのはベテランの日本語教師ばかりで(その組合の正社員ではなく、非常勤とか外部から来ている)、未経験、しかも新卒の私が入ったところで何もできない、何も教えてもらえないと感じ、やめました。

日本語学校の見学は、引き続き続けていて、4年生の9月までに合計4校訪問させていただきました。

現在勤めている日本語学校は前述したB校になりますが、面接と模擬授業が4年生の8月中旬にあり、内定は9月でした。
私が就活中に頂いた内定はこれ1つです。
他の業界も見てみたりしましたが、結局、履歴書を送ったり、面接に行ったりしたところは全部、日本語教育関連でした。

私の周りは4年生の夏までにほとんど内定をもらっていたので、正直焦る気持ちはありました。ですが、皆とは全く違う業界だし、そもそも新卒の求人なんてほとんど無いのだから、焦っても仕方がない、どうにでもなるさ!と腹をくくっておりました。

以上が私が新卒で日本語教師になるまでの過程です。

おわりに

今、日本語教師を目指して就活中の方、コロナの影響で日本語学校は相当打撃を受けています。入国する予定だった学生は、飛行機が飛ばず入国できずにいます。それに伴い、学校の収入もなくなっています。
例年より、求人は減っていると思いますし、未経験、新卒となると学校側も負担になってくるので状況はかなり厳しいかと思います。ただ、そんな中でも、求人がゼロになることはないと思うので、根気よく探してみてください。ただ、学校を選ぶ時に注意してもらいたいのが

①常時求人を出している学校
②新規校
③法務省の告示校ではない学校

以上の3点です。
それぞれに理由はありますが、長くなるのでまた別の機会に…。
私は学校見学に行った際に、直接そこの校長先生や教務主任の先生に「あの学校はやめた方がいいとかありますか…?」と聞いていました。学校を知りたかったらその現場の先生に聞くのが1番だと思いますし、学校に関する情報収集はしておいて良かったなと思っています。

皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨

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