日本語教師3年目の今、なぜフリーランスになる決断をしたのか
結論から言います。
私の得意を活かせる職業ではなかったから
です。
ただし、【得意なこと≠好きなこと】です。
【好きなこと】
・旅行
・海外の文化に触れること
・人と関わること(他愛もないおしゃべりすること)
【得意なこと】
・文章を書くこと
・小1~高3まで続けた書道
・フットワーク軽く行動すること
・自分の考えや体験談を伝えること
・情報収集(気になったことは飽きるまで調べ続ける)
・頑張ったことが目に見えてわかると、調子が出てさらに頑張れること
私は大学4年の就活のとき、【好きなこと】を重視して日本語教師の仕事を選びました。
パッと見は「適職じゃん!」と思われるかもしれません。
しかし、日本語教師として働き始めて、壁にぶち当たり、病みます。
壁①授業準備
壁②毎日同じ作業&環境
壁③確立されていない評価制度
それぞれが私の得意なことではなく、むしろ苦手なこと(嫌なこと)だったと
入社してから気づかされます。
壁①授業準備
・文法の分析が苦手。そもそも文法の違いに興味がない&わかってもおもしろくない。
例)どうして、このときは助詞「が」なのに、こっちでは「は」を使うの?
→分析していったらわかるけど、わかったところで…ね、という気持ち。
・普段あいまいに使い分けている日本語を説明するのが苦痛。(致命的)
⇒どうしても準備の過程が楽しめず、授業準備を常に半日はする私にとっては苦痛の時間でした。
※午前か午後のどちらか授業をすることになっているため。
壁②毎日同じ作業&環境
・授業準備→授業→添削→授業準備→授業→添削…繰り返し、つまらない。
・学校内の人としか会わず、刺激が足りない。席も固定で代り映えのしない日々。
・閉ざされた空間での、狭い人間関係。プライベートでの親密度がもろに仕事に現れる。
(女性が多い職場のため空気の読み合いも。)
⇒自分の興味があることであれば長時間同じ作業でも耐えられるし、楽しめるのですが、
授業準備:苦痛
授業:楽しい
添削:苦痛(字汚いし、また同じところ間違えてるし、この前授業で言ったところじゃん!)
このような状況でした。
また、職員室内で巻き起こる女性特有の空気の読み合い&無駄なマウントの取り合いも苦手でした。
壁③確立されていない評価制度
・学生の成績を伸ばしたり、全員進学させたからといって1年目と変わらない給料。
・教師として着実にレベルアップができていると思っても1年目と変わらない給料。
・授業+αの雑用をいかにこなすかで、周りから仕事ができると評価される曖昧さ。
⇒頑張ったら頑張った分だけ、目に見える報酬がないとモチベーションが上がらない中で、自分の授業を日々見直し、磨いていくのはつらかったです。
好きなことを仕事にできた!そう思っていたのに、現実は全く違いました。
↑この状態で仕事をし続けるのは、精神的にかなり参りました。
- いろんな場所で、得意を活かした仕事がしたい。
- 自分の頑張った成果が目に見える仕事がしたい。
そして、なによりも
わくわくすることを大切にしながら、自分で選択して生きたい!
”働く場所” ”時間” ”誰と”
会社に入ると何か1つは必ず叶わなくなってしまう。
だから、すべてを叶えられるフリーランスになろうと思いました。
日本語教師として培ってきた経験は、正直フリーランスになる上で
何も役に立たないかもしれません。
でも、フリーランスに挑戦するなら若いうちがいいだろうし、
何回失敗してもその分立ち上がれるだろうと思っています。
今は、
この先が心配 < わくわく な状態です。
まとめ
以上、「どうしてフリーランスになろうと思ったのか」お話しました。
- 得意じゃないことを続けるよりも、自分の得意を活かしてわくわくしながら仕事がしたい。
- ”働く場所” ”時間” ”誰と” を自分で選びたい。
この気持ちを大切にして、フリーランスになるために頑張っていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。