日本語教師になりたい!
でも、年収低いんだよね…。
生活できないかもしれない。
一人暮らしなんて無理じゃない?
そう思っている方に向けて、新卒日本語教師常勤3年目のリアルな年収を公開します!
※あくまで私の場合なので、参考程度にご覧ください。
日本語教師の年収(給料)が低い理由
日本語学校の学費が主な収入は、学生が学校に払う学費です。
では、日本語学校に入学する学生はどんな学生が多いと思いますか?
学生の多くは、日本よりも物価が安く、日本より月収も年収も低い国から来ます。
もちろん中には裕福な国から来る学生もいますが、割合で見ると裕福な国から来る学生の方が少ないと思います。
そのため、あまり学費を高く設定してしまうと学生が集まらなくなります。
学費が安いことで、先生たちの給料も低くなってしまうのが現実です。
日本語教師の年収は常勤でも年収300万以下
私は4年制大学を卒業し、新卒で国内の
日本語学校で常勤として採用されました。
1つお話ししておくと、1年目~3年目まで給料は上がっていません。
私が勤務している学校では、役職がつかないと給料が上がらない仕組みになっていました。
では、リアルな年収を公開します!
【 新卒1年目 】
約280万円(手取り約230万円)
・額面で月21万円
(手取りで17万円くらい)
・ボーナスが額面で約25万
(手取りで22万円くらい)
【 新卒2年目 】
約280万円(手取り約215万円)
・額面で月21万円
(手取りで16万円くらい)
・ボーナスが額面で約28万円
(手取りで22万円くらい)
(※今回3年目の給料は、半年分しかデータがないので伏せさせていただきます。)
1年目と2年目で額面が同じなのに、手取りが下がっているのは税金の関係です。
2年目になると住民税、所得税が1年目の給料を元に計算されて引かれていくので、必然的に1年目より手取りが低くなってしまいます。
日本語教師って年収低くて生活できないの?
結論から言うと、生活できます。
280万円という数字を見て、意外ともらえる!と思った方は、そんなにたくさんいないのではないかと思います。
これが現実です。
私は地方で一人暮らしをしていますが、生活ができなくて苦しいと思ったことは一度もありません。もちろん地方なので、家賃も物価も首都圏と比べると断然安いと思います。
しかし、出費を減らすためにできるだけお弁当を作って行ったり、家賃が相場より低めの物件を探したりといった工夫はしています。
それくらいしかしていませんが、特にお金に困ったことはありません。
(新卒1年目で全身脱毛の契約をし、一括で支払えるくらいには貯金もできました笑)
自分の工夫次第で貯金はいくらでもできるし、学校が許せば副業をして収入を増やすことも可能です。
そのため、「年収が低くて生活できなさそうだから、日本語教師を諦めようかな…」と思っている方は、一旦立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
日本語教師の年収についてお話ししました。
日本語教師は年収は確かに他の職業に比べると低いかもしれません。しかし、生活に困ることもないし、一人暮らしも十分できます。
休日は友達と遊びにも行けるし、洋服を買ったり、美容院へ行くのも我慢したことはありません。
私と同じように新卒で日本語教師になるか迷っている方、社会人経験を経て日本語教師になろうとしている方の参考になれば幸いです。